相良農園は、太平洋プレート、フィリピンプレート、ユーラシアプレートがぶつかり合う要衝の地、甲府盆地の中心、甲府市に所在しています。

昭和30年代前半に、ぶどうを栽培し始めて以来、60年以上にわたってぶどうを栽培し続けています。そのぶどうの栽培の歴史の中で、栽培品種は変遷していますが、農法も変わってきています。

ずっと普通の農薬や肥料を使って栽培を続けてきましたが、ここ10年ほどで、農薬・肥料を使わない自然栽培の畑が広がってきています。除草剤も使わず、畑を耕さず、草刈りはほどほどにして、自然の循環を大切にしています。

砂漠が原産と言われるぶどうは、雨がとても苦手です。
日本には梅雨があり、ぶどうにとっては厳しい気候条件ですが、それも日本の自然として受け入れ、ビニールハウスや雨除け設備は使わず、ぶどう栽培の先人たちが使ってきた「傘」を房ごとにかけるだけで、雨をしのいでいます。
自らの力で風雨や病気を乗り越えてきた、生命力あふれるぶどうは、日本の自然そのものが感じられる、豊穣な味わいとなっています。

是非ともこの機会に、一度お味わいください。